タイトル:親が「これ」をするだけで、子どもの学力は上がる!
著者:榎本 博明
刊行:2022/6/22
選定のきっかけ
忘れちゃった・・・笑
2022年11月に読了したものを転記しています。
本の内容など
- 中学生よりも、小学生までの読書習慣の方が、大学生以降の学力と相関がある。
では小学生の読書習慣は何からきているか?- 幼少期の読み聞かせ。読み聞かせが毎日されている子の方が基礎学力が高いことに加え、識字後の自発的な読書習慣に繋がっている。
-
子供は親の真似をする=モデリング効果と呼ばれる。
- 小学生に入る頃には本を読む子と読まない子の二極化が顕著に。
↑
幼児期の読書習慣が大事
↑
とはいえまだ読めない
↑
読み聞かせも良いし、図書館や書店に「親しむ」だけで効果抜群。読書のハードルを下げる。読めなくてもいい。「これはなんだろうね?」と本を用いて話すだけでも良い。
- 読解力は全ての基礎。
- 国語だけでなく、数学でも社会でも科学でも、教科書の内容を読み解いたり想像する力は全教科に共通。知的好奇心も共通。
- 小学校入学前に学習単元の予習をするより、知的意欲や読解力を上げる方が良い。
感想
今の子どもたちの読解力低下の現状がかなり衝撃的。
読書が語彙力、読解力、想像力の発達に貢献するというのは感覚的に既知の事実ではあるものの、その必要性をさらに迫られるような気持ちになりました。
また、ここに書き留めているものが先日のヨンデミーの笹沼さんのSpaceの内容とかなり通ずるところがあり、要点はやはりここか、という気付きになりました。