タイトル:金儲けのレシピ
著者:事業化bot
刊行:2020/12/14
選定のきっかけ
Twitterでフォローしているビジネスアカウントの方がいくつか紹介していたビジネス本の中でaudibleに入ってたのとすぐ読み切れそうだと思ったから。
子育てをしていて思うのは、会社員として働き続けるのはちょっと限界があるかも〜、、、ということ。
できれば下の子が小学校に上がるくらいのタイミング頃にはビジネスを興して独立したいなと考えており、日々アンテナを張っている次第です。
本の内容など
- 金儲けを知るために、 "金儲からない" を知る
- 初期投資が大きすぎる
- 店舗ビジネスなど
- 自分が精通していない領域での起業
- 初期投資が大きすぎる
- 消費者から買う
- 消費者は消費のプロではあるが売却においては素人→消費者から買うことで仕入れコストを抑える
- 客に作業させる
- まとめると高くなる or 切り分けると高くなる
- 土地 or 肉や魚。どちらのタイプで売ると高値がつくのか考える
- 森ビルは上場していない → 長期スパンで土地を買い集めるため上場に適していないと経営陣が判断している
- 1:n構造をつくる
- 両方から金をもらう
- 売り手と買い手、両方からお金をもらう ex. ビズリーチ
転職者からも金をもらうことで本気度の高い顧客を得られる。
転職者は自分に本当に合う企業を紹介してもらえる
- 売り手と買い手、両方からお金をもらう ex. ビズリーチ
- 合法的に麻薬を売る
- 中毒性の高く利益率の高い白い粉(砂糖や小麦粉など)をいかに売るか。
- 安い寿司屋のシャリには砂糖がたくさん含まれていて、知らず知らずのうちに粉を摂取させられている
- 安く仕入れて普通に売る or 普通に仕入れて高く売る
- 前者はバレにくく競合優位性が長続きする。後者は真似されやすい
- スターバックスのロゴを真似たエクセルシオールカフェ(ドトールが展開)
- 前者はバレにくく競合優位性が長続きする。後者は真似されやすい
- 他人の財布を使わせる
- 結婚式の両家からの出資やご祝儀、接待、贈答品目的の商品設計など
- 自分の財布には厳しいが、他人のお金で贅沢をする/ 見栄を張るハードルはより低い
- 信者ビジネス
- 宗教の3つのファクターは教祖・教典・教会
- オウム真理教でもサイバーエージェントでも同じ構造
各章ごとにトピックがまとまっており、おもしろいなと思ったものだけ簡単に書き出してみました。
感想
聞いてみればそりゃそうだよね、という内容ではありますが、優れた事例集として興味深かったです。
例えばスターバックスコーヒーとエクセルシオールカフェの事例。
ドトールコーヒーがスターバックスコーヒーを真似て作ったのがエクセルシオールカフェで、当初は緑のロゴマークを使用していたそう。
しかしスターバックスコーヒーがロゴの使用差し止めを要求し、エクセルシオールカフェはロゴマークを青に変更することで和解したそうです。
エクセルシオールカフェがドトールの系列ということも知らなかったし…
こういうこと一つ一つを知っているか知らないかで、世の中の見方って全然変わってきますよね。
新しいアイデアを考えるにあたって頭のストレッチのネタになりそうです。